WATARU
お悩みさん
・SES企業と何が違うの?
・SESと元受けだどどっちがいいの?
というお悩みを解決できる記事を書きました。
この記事で紹介する、「SESと元受けの違いと現役エンジニアが実践する効率的な働き方」を知っていただければ、今後のITエンジニアのとしてのキャリアアップが効率的に実施できますよ。
この記事を信頼してもいい理由
記事を書いている人が・・・
・現役のフリーランスエンジニア
・完全未経験からフリーランスエンジニアとして活動を開始して4年目
今回解説する内容
・SESと元受けの違いを解説
・元受けのメリット・デメリットを解説
・エンジニアのとって最もおススメの働き方を解説
先日こんなツイートをさせていただきました。
よく元請け最強説が
世の中当たり前になりつつありますが
色々なエンジニアと会話をする中でクライアントに近ければ近いほど
その分責任が重くのしかかって来るので
SESより詰んでる人が多い印象がある。#駆け出しエンジニアと繋がりたい— わたる (@Glober_hoshina) December 16, 2019
転職活動をしている時や、エンジニアになりたての方は、IT業界の仕組みについて気になりますよね。
IT業界って特に不思議な業界で、人材のレンタルが頻繁に行われています、IT業界の全体像を掴むことで効率的なキャリアアップを目指しましょう。
結論:フリーランス>元受け>SESの順番で働き方の効率が良いです【経験上】
結論エンジニアにとっての効率的な働き方は、「フリーランス>元受け>SES」であると思います。
フリーランスは多少のリスクはあるものの、収入の面などを考えると圧倒的にサラリーマンより待遇がいいと思います。
フリーランスの次に来るのが、元受けで元受けの場合は、年齢を重ねることで「管理職」のポジションにつくことが可能です、一般的なエンジニアの40歳くらいをピークにエンジニアとしての、単価が下がっていき、エンジニアのポジションから管理職になっていきます
その際に、中小企業なのか大手企業なのかで大きく収入の差が出ることは言うまでもありません。
WATARU
IT業界のSESと元受けの違いとは
この記事を検索していただいている方の大半は、元請けとSESの違いについて、詳しく知らないのではないでしょうか?
もしこれから転職活動をしていくのであれば、元請けかSESで将来的な業務内容で差が出てくるので、しっかり理解しておきましょう。
元請けとは?
元請けとは、発注者から直接仕事を請け負うことです。元請けした業者・人を「元請業者」「元請負人」といい、それぞれ単に元請けとも呼ばれます。
引用:元請けと下請けの違いは?
と定義されています。
要は、クライアントから直接依頼を受けて仕事することを指します。
元請けについては「納品」ということを仕事完了の定義をしており、納品に絶対的な責任を持っているという点も特徴の一つですね。
納品が早めれば会社への利益率はよくなりますし、納品が遅くなれば会社への利益はどんどんなくなっていきます。
管理業務が主な業務
SESとの大きな違いであり、元請けの代表的な業務の一つが「管理業務」です。
IT業界の仕事というのは、規模が大きくなっていけばいくほど、組織が大きくなっていきます。
そこで、そんな大きな規模の組織を責任をもって管理するのが、元請け社員の大きな業務の一つであったりします。
詳細な内容だと、「要件定義、プロジェクト管理、組織管理」などでしょう。
プログラミングコードを書くことは少ない
元請けの社員の場合、管理ポジションにつくため、お客様対応や組織の進捗管理などの業務が中心となっていきます。
そのため、末端のエンジニアやプログラマーとして、プログラミングを使う機会は少ないと言えます。
新人の頃は業務経験として末端のポジションで手を動かして仕事をする機会ももちろんありますが、年齢を重ねることに、手を動かすよりも組織を動かして効率的に業務を進めるポジションに付くので、ずっとコードを書きたいという方には少し窮屈かもしれませんね。
WATARU
元受け(Sire)のメリット・デメリット
元請けは、大きな企業から仕事を任されるだけあり、かなり規模が大きく安定している企業が多いです。
ですが、反対に手を動かさないので、スキルアップがしにくいなどのデメリットももちろんあります。
この項目では、元請け企業のメリットデメリットについて解説していきますよ。
メリット
管理職になれる
元請けのメリットは管理職として下請けのエンジニアの管理ができるという点です。
管理職になれるのは上位の企業の特色でもあるので、管理職経験を得れるのは元請けのメリットと言えます。
案件が固定化される
元請けのメリットは案件の固定化です。
Si企業に行くと、様々な案件に参加することになり、その場その場での人間関係の構築や新スキルの獲得などいろいろと面倒なことが多いので、案件が固定化されるということはメリットと言えるでしょう。
デメリット
納期基準なので無理な残業が発生する
元請けのデメリットの一つは「納期基準なので無理な残業が発生する」可能性がある点です。
結果が全てなので、納品物が完成しない限りその案件の責任を持つ立場として、どんな手段を使っても完成させ納品させる必要があります。
そのため、完成できない場合などは無理な残業などが発生する可能性があります。
マルチタスク
元請けのデメリットのもう一つは「マルチタスク」であるという点です。
現在の進行状況や、タスク管理や課題管理など様々管理業務が発生し、全体を見る周辺者を養わなくてはなりません。
同時にタスクを進行させることが苦手な方はとてもストレスに感じるかと思います。
コードを書かないので技術能力が付かない
元請けのSEは技術能力が付きにくいです
元請けの管理者については、管理業務が主な業務になるため、要件定義や設計、会議などでの報告などはするものの、技術やとして様々な技術に触れたり、開発や実装などをする機会はあまりありません。
そのため、技術能力を高めたい方にとっては物足りないと感じるかもしれません。
”WATARU”
エンジニアにとってSESと元受けどっちがいい?
では正直な話、SESと元請け企業、就職するならどっちの方がいいのでしょうか?
エンジニア経験4年目の私がIT業界に入ってみて思った正直な話を、この項目では解説していこうと思います。
基本的には元受け(Sire)
SESか元請けかと言われれば、総合的に判断すると「元請けの方が良い」と思います。
理由としては、「安定している、管理職に付ける、メンバーが変わらない」という点ですね。
SES企業の場合、大半の企業が中小企業であり、また上位の元請け企業の業務影響を大きく受けるので、会社倒産のリスクなどが少なからずあります。
また、SES企業の場合は、プロジェクトによって現場が変わり、メンバーも変わるというのと、業務形態的に管理職に就くことは無いので、年齢を重ねていけば重ねていくほど不利になると思います。
そういった点も含めると、SESか元請けかで選択ができるのであれば、元請け企業の方が良いと思います。
元受けよりも良いのがフリーランス
私の経験だと、まだあなたが「安定を求めなくても良い状況」なのであればフリーランスがベストな働き方であると思います。
安定を求めなくても良い条件としては、「若い、未婚」など守るものが無い状態を言います。
その場合、フリーランスという選択肢があり、フリーランスになると「案件選択の自由、高単価、SES企業並みの安定」という効率的な働き方ができます。
また、ITエンジニアに限ってはフリーランスといっても、SES企業に勤めているエンジニアと同様に案件を受けることができ、比較的安定して、高報酬で働くことが可能です。
私も、この働き方を4年続けておりますが、管理職を目指さすべき年齢になるまでは、この働き方を継続しようと思っています。
[say name="WATARU" img="https://engineers-house.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/icon1.jpg"]フリーランスは最強です!人生で一度は経験した方が良いと思いますよ
まとめ:SES企業はさっさと退職して、元受け転職かフリーランスになろう
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
SES企業と元請けの違いは分かっていただけたでしょうか?
元請けは母体の企業が大きい分安定はしておりますが、手を動かす機会が少なくなるので、エンジニアとして手を動かしたいという方は、フリーランスを検討するべきだと思いますね。
またSES企業に現在お勤めになっている方、またはこれからSES企業に就職する方は、SES企業で定年まで働くという意識は一旦捨てていただいて、頃合いを見て元請け企業に転職するか、フリーランスになることを検討するべきだと思います。
50代とかでSES企業で働いている方は、結構きつい状況になっている印象が強いですね。
では、また別の記事でお会いしましょう。