WATARU
お悩みさん
・IT業界未経験の公務員だけど転職はできる?
・体験談とかがあれば参考にしたい
という、お悩みを解決するための記事となっております。
この記事を最後まで読んでいただければ「IT業界未経験の公務員からエンジニアとして内定をもらうまでの具体的な経験談を知る」ことができます。
今回の記事では、実際に地方公務員からエンジニアへの転職活動を行った”アルケさん”に記事の制作をお願いして、IT業界未経験の地方公務員から転職活動をしてエンジニアとして内定と取るまでに、行った具体的な方法を教えてもらいました。
この記事を信頼してもいい理由
記事を書いている人が・・・
・実際にIT業界未経験の地方公務員からエンジニアとして内定をもらった実績がある
今回解説する内容
・地方公務員がエンジニアとして内定を取るための方法
・地方公務員からIT業界を目指した理由
となっております。
実際に、公務員として働きながらエンジニアとして内定をもらうという実体験はなかなか知ることができないと思いますので、同じような境遇の方は是非、最後まで読んで参考にしてみてくださいね
すぐにでも転職を検討されている方はこちらの記事を要チェックです。 転職したい人におすすめの転職エージェント3選【比較表あり】
今回記事の作成をした方を紹介
本編に入る前に実際どんな方が転職体験談を語ってくれるのか気になりますよね。
ということでこの項目では、今回記事を作成した「アルケさんこと、タツローさん」を紹介したいと思います。
タツロー(仮)さん (男性 / 30代前半)
<タツローさんのプロフィール>
年齢:30代
性別:男性
職業:地方公務員
実際、この記事の執筆依頼をさせていただいた印象からして
「めちゃめちゃ誠実で性格が良い方」でした。
タツローさんは公務員という閉鎖された組織環境に不信感を持つようになり転職を決意したそうです。
そして、努力の結果、30代という業界的には不利な状況でありながら「2社の内定を獲得」
WATARU
IT業界未経験の地方公務員がエンジニアとして内定をもらうまでの話
結論:30代IT業界未経験からのIT業界転職は可能です。
みなさんこんにちは タツローです。
まず、この体験談を語る前に、最初に言っておかなければいけないことがあります。
私はエンジニア転職で内定を取りましたが、諸般の事情で転職を断念いたしました。
しかし、私の転職活動経験は、未経験からエンジニアへの転向を目指す、あなたにとって役立つ内容だと自負しております。
特に、地方に在住だからこそ苦労した部分もあります、未経験からエンジニアへの転向を目指す方の中には地方在住の方もいらっしゃると思いますので、そのような方には役立つ内容だと思います。
ぜひ、最後までお付き合いください。
未経験からの転職は不可能ではないです。是非こちらの記事もご覧ください。 転職したい人におすすめの転職エージェント3選【比較表あり】
公務員から転職しようと思った理由
私は新卒で公務員になりました。
しかし、だんだん仕事内容や組織に対して不信感を募らせていくようになりました。
それだけではなく、周りに尊敬できる人間が少なくて、環境的にも不便で居心地が悪いのが苦しかったです。
その思いはだんだん抑えられなくなっていき、転職活動に踏み切ることにしました。
転職をIT業界にしようと思ったきっかけ
最初は複数の転職エージェントに登録をして話を聞きましたが、転職先を全くと言っていいほど紹介してもらえませんでした。
その理由として、公務員での仕事は全く評価対象になっておらず、価値が無かったのです。
公務員の仕事内容や組織に対して不信感を募らせていた以上、他の「お役所組織」に移る気にもなれませんでした。
転職エージェントから転職先を紹介してもらえなかった理由を考えたら、「アピールできるスキルがないことが理由の一つ」ではないかと思いました。
では、どのスキルを身につければいいか?、そこで思い浮かんだのがプログラミングでした。
2020年からプログラミング学習が小学校で必修になるというニュースは聞いていましたので、それだけエンジニアの需要は増大しているのだろう、今から転職するならチャンスも十分あるだろうと考えました。
公務員からエンジニアに転職するためにやったこと
大学時代に経験があるとはいえ、プログラミングを完全に独学だけで学習する自信はありませんでした。
そこで、Tech Academyに通い2ヶ月間Javaを学習しました。
Javaにした理由は、Javaは求人数が一番多い言語で、転職に有利だという話を聞きJavaを選択しました。
その後、Tech Academyさんから転職エージェントを紹介していただいて、転職エージェント経由で案件に応募していきました。
私は地方在住でしたので、都内企業を受験する時には1週間泊まり込みで上京し、まとめて受験しました。
都内の会社は合計5社と、住んでいた地域の近場で面接できた会社の2社を受けました。
公務員からエンジニア転職でやってよかったこと、助かったこと
1.プログラミングスクール通った事
プログラミングスクールを使うことで、独学よりずっと効率的に学習できました。
当時担当してくれていたメンターさんは、実務経験がある方だったので、実際の職場の話なども詳しく聞いていました。
実際に現場の話を聞けたことも、面接の時に有効に働いたような気がしますね
2.転職エージェントを使った事
転職エージェント経由で転職活動することで、業界知識を教えてもらえたり、日程調整をしていただき、とても助かりました。
転職エージェント経由で応募したことで、面接内容のフィードバックをいただけた企業もありました。
これで面接対策をしやすくなり、プログラミングスクールでも面談練習などをしてもらえたので、2社目からは面接で緊張せずに済みました
3.WEB面接可な求人に積極的に応募した事
最終面接以外はWEB面接可な求人を積極的に紹介してもらっていました。
転職エージェントからは15社近く案件を紹介していただきましたが、半分近くは最終面接以外WEB面接可能だったと思います。
IT業界の求人は都内に集中しているので、WEB面接可な求人がなかったら転職活動自体を断念していたかもしれません。
1週間泊まり込みで上京しましたが、2社最終面接まで進んだ段階で上京していました、面接があるたびに上京していたら、交通費などがバカになりませんでしたしね、こういった融通を聞かせてくれたエージェントさんには本当に感謝です。
公務員からエンジニア転職で失敗したこと
1.SNSへのアウトプットを積極的にやっておけばよかった
プログラミングスクールでポートフォリオは作成しましたが、学習内容をqiitaやtwitterなどに投稿すればよかったと思いました。
SNSへのアウトプットは面接時にとても評価されます。
また自身の学習内容を定着させるのにも有効です。
2.転職エージェント以外での転職活動をすればよかった
転職活動では、転職エージェント経由の案件にしか応募しませんでした。
ただ、スクールから紹介された以外の転職エージェントや転職サイトも使って、幅広く求人を探しても良かったと思います。
最近では、Wantedlyなどの求人サイトだけではなく、twitter経由でオファーをもらって転職する人も少なくありません。
これらの方法もうまく活用できれば、転職の幅は広がったのではないかと思いました。
3.面接で話が長いことがマイナス評価になった
不合格になった会社の一つからは、「話が長すぎる」ことがマイナスポイントというフィードバックを受けました。
転職エージェントによると、話せるエンジニアを評価する会社もあるので、会社によるのだと思います。
それでも話が長いことで評価を下げられたことは事実。
面接官の様子を見て、簡潔に話すことを強く意識すべきか、それとも多少長くなっても丁寧に話すべきか見極めないといけないと感じました。
公務員からエンジニアとして2社から内定を獲得
エージェントを上手く活用した結果。
転職活動では、努力の結果、合計2社から内定を頂きました。
1つ目はRubyを専門として使っている会社
2つ目は都内のWEB制作会社
でした。
また、後で採用担当者に聞いたところ、どちらの会社様も自走力や学習意欲を評価していただけたそうです。
ということで、どの言語を重点的に学んできたかは、選考にはあまり関係ないのかもしれませんね
それよりも、どんな努力をしてきたのかが重要なんだとこの転職活動で知ることができました。
未経験からの転職は不可能ではないです。是非こちらの記事もご覧ください。 転職したい人におすすめの転職エージェント3選【比較表あり】
まとめ:30代IT業界未経験からのIT業界転職は可能です
最終的には諸事情で転職を断念しましたが、転職活動を通じてエンジニアの「可能性」と「面白さ」を感じました。
転職活動の流れを学んだこと、公務員の外の世界に触れたことは、自分にとって間違いなく大きな財産になりました。
私自身またエンジニア転職に向けて再び動き出します。
その時、転職活動をした経験が大きく役立つことでしょう。
では最後に今回のポイントをまとめたいと思います。
<今回のポイント>
①公務員は転職時の評価が低い
②公務員から30代でエンジニア転職をするならスクールは活用した方が良い
③公務員から30代でエンジニア転職するならエージェントは活用した方が良い
④面接は合計15社受けた
⑤内定をもらった会社からは自走力や学習意欲を評価しもらいました
ということです。
私の話はいかがでしたか?このお話がこれから、エンジニアを目指す方の参考になれば幸いです。