SESはうつ病になりやすい?原因と対策を現役エンジニアが解説

WATARU

こんにちは、フリーランスエンジニアのWATARUです。

お悩みさん

・SESってうつ病になりやすいの?

・うつ病になる原因ってなに?

・うつ病みたいだがどうすればいいのか分からない

というお悩みを持っている方向けの記事を書きました。

SES(システムエンジニアリングサービス)というビジネスモデルは客先常駐が基本であるため、エンジニアにストレスが多くかかり、精神的に強い、弱い関係なく「うつ病」を発症するケースが多くあります。

ということで、今回はSESでうつ病を発症してしまう原因とその対策について解説していきます。

この記事を信頼してもいい理由

記事を書いている人が・・・

 

・現役のフリーランスエンジニア

 

・SES契約で稼働中

 

・フリーランス歴7年

今回解説する内容

・うつ病になる原因

 

・うつ病になりやすい現場とは

 

・うつ病になった時の対策方法

この記事を読むことで「今自分がどういう状況であるのかを理解する」ことができます。

SESという働き方で疲弊している方にはとっても参考になる記事だと思いますので是非最後まで読んで行ってくださいね。

 

結論:うつ病対策は「環境を変える」のがもっとも効率的

現在、SESエンジニアで自分がうつ病であると自覚している方や、うつ病になりそうなくらい疲弊している方は「環境を変える」というのが最も症状を緩和する対応と言えます。

具体的には

・現場を変えてもらう

 

・転職、退職をする

というのが最も環境を変えるのに適しています。

上記をどのように判断するかは、ストレスの原因が現場にあるのか、所属企業にあるのかが重要です。

具体的な判断方法と対策方法を本文で記述していきます。

 

うつ病になる原因を知ろう

うつ病になる原因とは一体なんなのでしょうか。

SESはうつ病になりやすい理由を理解するにあたりうつ病の原因をしっかり理解する必要があります。

ということで、この章ではうつ病になる原因について解説していきます。

・うつ病の原因とは

 

・うつ病のサインとは

うつ病の原因とは

うつ病になる原因は「心理的なストレス、脳内の変化、なりやすい体質」というのが挙げられております。

しかし、そのメカニズムは十分に解明されておりません。

具体的には

・過労

 

・対人トラブル

 

・生活環境の変化

などが原因で大きなストレスがかかり脳内のバランスが崩れることで、うつ病が発症すると考えられています。

うつ病のサインとは

うつ病になる前兆やなった時の症状として「睡眠障害、疲労感、意欲・興味の減退、抑うつ気分」などが挙げられます。

特にうつ病発生時に起こる症状としては

・意欲・興味の減退

 

・抑うつ気分

が代表的な症状として挙げられております。

上記の症状が2週間以上続いている場合は、うつ病の可能性が高い状態と言えます。

上記の様な状態であれば一度、精神科の診療をおすすめします。

SESでうつ病になるケースとは

具体的にSES企業でうつ病になりやすケースとはどのようなケースなのでしょうか。

この章ではSESでうつ病になりやすい状況を解説します。

・サポート体制がしっかりしていない現場への参画

 

・パワハラ気質な人がいる現場への参画

 

・自社の担当営業の能力が低いケース

サポート体制がしっかりしていない現場への参画

「サポート体制がしっかりしていない現場への参画」はうつ病を発症しやすいケースと言えます。

サポート体制がしっかりしていない場合、相談できる相手や不安を共有できる相手がいないため、問題を抱え込んでしまいうつ病になってしまう場合があります。

具体的には

・現場に自社の先輩がいない

 

・仕事を丸投げされてしまう

 

・手順書や資料が整備されていない

上記の様な状況になっている現場は注意が必要です。

これらのケースの場合は精神的な「不安」が大きな原因となりうつ病を発症してしまう場合があります。

パワハラ気質な人がいる現場への参画

「パワハラ気質な人がいる現場への参画」はうつ病を発症しやすいケースと言えます。

どんな仕事でも同様ですが、何をするかよりも「誰と仕事をするか」の方がうつ病発症を抑制するという観点では重要です。

そんな中、現場にパワハラ気質な人がいる場合は、環境の変化と人間関係が原因でうつ病を発症するケースが多いです。

特にIT業界は個性的な方が多い業界ですのでパワハラ気質人がいる現場を少なくありません。

自社の担当営業の能力が低いケース

「自社の担当営業の能力が低いケース」はうつ病を発症しやすいケースと言えます。

営業の実力が無いSES企業では未経験エンジニアのスキルシートを偽造するケースが多々あり、そのプレッシャーからうつ病を発症する可能性も多いでしょう。

スキルシートを偽造して現場に入れたとしても「スキルのミスマッチ」が必ず発生します。

その際に、現場の人達からのプレッシャーや自分が嘘をついて現場に入っているという罪悪感、営業からの冷たい対応からうつ病を発症する場合が多々あります。

 

SESでうつ病になりそうな(なっている)場合の対処方法

SES企業でうつ病になりそうだと思った際に対策方法をこの章で解説します。

・現場の変更

 

・転職

 

・フリーランスへの転向

現場の変更

うつ病になりそうだ、またはその前兆があった場合の対応方法として「現場の変更」があります。

この方法は現場を変えることができるSESならでは対応方法と言えます。

うつ病の原因が以下の場合

・人間関係のトラブル

 

・スキルのアンマッチ

営業に相談し現場を変えてもらい、症状が回復傾向になるかを確認する方が良いでしょう。

現場変更の相談をしても担当営業にあしらわれてしまう場合などはこの後の対応方法を検討ください。

転職

うつ病になりそうだ、またはその前兆があった場合の対応方法として「転職」があります。

この方法は、うつ病になりそうな状況を会社に相談しても

・努力していないだけ

 

・時間が経てば改善される

などどあしらわれてしまう場合に検討するべきでしょう。

うつ病を改善するためには環境を変える方法しかありません。

転職は所属企業の環境を変えることが可能です。

自社に相談しても協力的でない場合は転職を検討してみてください。

転職したい人におすすめの転職エージェント3選【比較表あり】

フリーランスへの転向

うつ病になりそうだ、またはその前兆があった場合の対応方法として「フリーランスへの転向」があります。

この方法はうつ病になりそうな状況を会社に相談しても対応してもらえない方でかつ現場経験が1年以上あるという方におすすめの方法です。

フリーランスエンジニアであれば

・自分で案件を選ぶことが可能

 

・人間関係や環境面でのトラブルについても現場の継続や変更を自分でコントロールが可能

上記の様な働き方ができるので比較的ノンストレスで働くことができます。

また収入も一般的なサラリーマンよりくなるため生活レベルも向上し仕事に対しても意欲的になることができます。

是非、この機会にフリーランスへの転向を検討してみてもいいのではないでしょうか。

フリーランスになるのにおすすめのエージェントは?現役エンジニアが解説

まとめ:うつ病になりそうな段階で対処を実施しよう

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

私自信もうつ病になりかけたことが2回ほどありますが、どちらも原因ははっきりしていたので対処を早急に実施することができました。

既にうつ病になっている方はそういった「判断ができない」という場合もあると思います。

そんな時は、一度休職などで冷静に考える時間と期間を設ける方が良いでしょう。

 

金銭的な事情を抱えているのであればフリーランスになり週3日~4日のプロジェクトでゆっくり働きながら回復を待つというのも手段としてはあります。

まずは原因となる環境から脱却するということが一番の優先事項になりますので、是非この記事で紹介している

・転職

 

・フリーランスへの転向

も検討してみてください。

 

ではまた別の記事でお会いしましょう。