WATARU
お悩みさん
・自分も加害者になるかもしれない
そんな不安をお持ちの方のための記事となっております。
先日こんなツイートをさせていただきました。
SESのエージェントを副業でやっていて思うのは
僕の周りには「やる気がある人」が多くて良かったと思う個人だから、自覚があるという意味でトラブルが無いのだと思うけど。
SESの営業マンと会話すると
無理な入れ方をしているから「トラブル」は結構多いらしい。#駆け出しエンジニアと繋がりたい— わたる (@Glober_hoshina) December 21, 2019
この記事は営業マンでもあり、エンジニアでもある私の視点から
エンジニアが発生させてしまう可能性があるトラブルとその対処方法と事前予防策という観点から記事を解説していきます。
また、エンジニアの方も「自分はそんなことはないだろう」と思わずに
自分がどんな状況になるとトラブルを発生させる可能性があるのかを知るのもすごく重要ですのでしっかりと情報をキャッチしておくことをお勧めいたします。
エンジニアが起こしがちなトラブル
トラブルを起こしがちなエンジニアは自分でストレスの発散の仕方を知らなかったりするので
負荷をかけ過ぎてしまうと、トラブルを発生させる原因となります。
この章では、エンジニアが起こしガチなトラブルを解説していきます。
勤怠不良(バックレ)
一番よく聞くのがこの勤怠不良のトラブルです。
主に「遅刻」「無断欠勤」「バックレ」があげられます。
この場合は、エンジニア側が100%悪くなってしまうので
営業側にも負荷が大きくかかりますし
会社間での信用問題にも発展します。
私自身も、同じ現場で前日まで笑顔で仕事をしていた方が
いきなり仕事に来なくなり現場(客先)と所属企業で大きなトラブルとなっているところを見るという
経験があります。
連絡が取れない
次に営業側にダメージが大きいトラブルが「連絡が取れない」トラブルです。
「メールの返信が無い」「電話連絡の折り返しが無い」などがこのトラブルに挙げられます。
この場合、月末締めで提出しなくてはならない勤務表や社内連携などが滞るため
エンジニアの管理がかなり難しくなりますし。
勤務表の提出が遅れるとなると金銭的なやり取りに支障が出るため
会社の経営上ダメージが大きいトラブルとなります。
情報漏洩・セキュリティトラブル
次に起こりがちなトラブルがこの「セキュリティトラブル」です。
・社内情報漏洩
・セキュリティカード紛失
・情報記録媒体の持ち込み
などがこのセキュリティトラブルに該当します。
この情報漏洩などについては、エンドユーザーにとって勤怠などとは比にならないぐらいのダメージがあります。
場合によってはエンド側の名誉毀損などが原因で裁判沙汰に発展するケースもあります。
トラブルを起こすエンジニアの特徴
前の章では、トラブルの種類について解説しました。
この章では上記のようなトラブルをどのようなエンジニアが発生させるのかを解説していきます。
エンジニアの方は自分にそう言った気質がるのであればそれを理解した上で業務にあたると良いと思います。
社内教育がされていないエンジニア
教育が行き届いていないエンジニアが基本的にトラブルを起こします。
理由は明確で「常識」を理解していないからです。
IT業界の常識などをしっかり理解できていないと、私達が思っている常識的な行動ができない方が出てきます。
このタイプの方はすべてのトラブルを起こす可能性があると言えます。
コミュニケーション能力が低いエンジニア
コミュニケーション能力が低いエンジニアもトラブルを起こす可能性が高いです。
エンジニアがストレスを感じるタイミングは技術が無く、業務が効率的に進められない時ではありません。
人とのコミュニケーションがうまく取れない時です。
そのため、溜まり溜まったストレスが爆発しトラブルを起こす可能性が非常に高くなります。
無断欠勤などでトラブルを起こすエンジニアはこのタイプの方が多いです。
プライドが高いエンジニア
プライドが高いエンジニアもトラブルを起こしやすいです。
特に自己中心的な「私が1番です」タイプのエンジニアは「私は大丈夫」という意識から
比較的トラブルを起こしやすい気質と言えます。
セキュリティ事故や連絡がとなくなる場合はこのタイプのエンジニアが多いです。
傾向と事実から対策を考える
ではどのようにしたらトラブルが減るのか、また自分が発生させないで済むのか
この章では、営業の支店とエンジニアの支店両方の視点から解説をしていきます。
社員教育としっかりとする(常識を知る)
エンジニアの観点:
当たり前ですが、新人として企業に入る場合は、しっかりとした「新人教育」をしてもらいましょう。
もしそういった教育プログラムが無いのであれば、それはまともな会社ではないのかもしれません。
営業の観点:
エンジニアに現場での常識や基本動作を徹底的に解説しましょう。
結局トラブルの原因は大体が「知らないから」で発生します。
特にIT未経験の方はそういったトラブルが多いのでしっかりとした教育をすることをお勧めいたします。
エンジニアのフォローを細かくする
エンジニアの観点:
コミュニケーションがとれないと自然とストレスは溜まるものです。
最初は営業に対して現場の状況などをこまめに連携すると良いと思います。
変な人が多いIT業界です。
コミュニケーションがうまく取れなくてストレスが溜まる時もあると思います、現場に慣れるまでは営業をしっかり味方につけて現場と向き合っていきましょう。
また、ストレスが限界に達しトラブルを起こしそうになったらその時は営業に連携して現場を変えるなど対応を検討してもらいましょう。
営業の観点:
エンジニアのストレスが溜まるとトラブルが発生します。
また、エンジニアのストレス状況は営業側から連絡を取ってあげない限り状況が確認できないものでもあります。
現場に入ったばかりのエンジニアには最低でも週に一回程度連絡を取るようにし
不満やうまくいかない点、現場での人間関係を細かくヒアリングしフォローをしてあげる方が良いでしょう。
またこの方法はプライドの高い系エンジニアにも有効です。
まとめ:トラブルはエンジニアと営業(会社)との溝から発生する
今回のまとめです。
トライブルはエンジニアと営業との溝から発生します。
またトラブルが発生した後にヒアリングをすると、結局は営業とエンジニアがしっかりとした
コミュニケーションがとれていれば発生しなかったものばかりです。
事前に防止ができるのであれば、防止できないのは
エンジニアの責任でもありますし、営業の責任でもありますのでしっかりとお互いにトラブルが発生した際のリスクを理解し
業務をしてい行く方が良いと思います。
では今日はこの辺で!