WATARU
お悩みさん
・高配当投資からは撤退しようかな?
というお悩みについて僕なりの考えをまとめる記事を書きました
WATARU
<この記事の内容!>
この記事では「僕がJT株をどうするか」について解説していきますので、JT株をどうするかについてお困りの方は是非最後まで読んでいって参考にしてくださいね。
この記事を信頼してもいい理由
記事を書いている人が・・・
・JT株保有者
・投資経験は3年程度
今回解説する内容
・JT株減配について
・JTに対してに一般的な世論について
・僕の今後のJT株との付き合い方について
なんと、あの高配当株のJTがついに「増配ストップ」と「今季減配」の発表を実施しましたね。
高配当株への投資を実施している方にとっては衝撃的なニュースではないでしょうか?
そして、そのニュースを皮切りに投資家達が株の暴落を懸念して売りが入り、株価は一日で10%のマイナスになりました。
ということで、今回の記事では僕がJT株を今後どのように処理するのかについて解説してこうと思います。
今、JT株をどうするかを悩んでいる方は是非ご参考にしてみてくださいね
WATARU
結論:減配しても6%を維持、セクターバランスを気にしながら保持
結論から先に申しますと「売りません」
そして場合によっては買い増しを検討しております。
もちろん、2021年2月現在の状況でということではありますが。
会社の業績悪化も一時的なもののように思えますし。
来年にはまた増配傾向になるのでは?と想定しております。
なので、私のポートフォリオのセクターの状況を見ながら相対的にバランスの取れた運用をしたいと思っています。
ことのなりゆき
いきなり一般的なエンジニアさんに向けたブログで、僕がこんな記事を書いているので、「何事か」と思われるので
この記事を書いた経緯をざっくり解説してこうと思います
2021年2月9日「JTが減配を発表」
JTは2月9日に上場来初の減配を発表しました。
気になる配当は「7.16%→6.04%」にダウンする見通しとなりました。
参考:ZaiOnline
上場してから、上記のような配当推移を継続しており今まで増配を続けてきた実績があっただけに
減配が発表された途端「JTは終わった」などの情報が多く出回りました
「10%安」の下落が発生した
上記減配の影響及び、1000人規模の希望退職者募集や工場閉鎖などの業績不振の情報が発表されたことで
株価は翌日「10%安」の下落が発生しました。
JTがこの下落率は記録するのは2015年9月以来となっていたのでこちらも多くの投資家に精神的なダメージを与えたのではないでしょうか?
WATARU
投資家達の不安要素
この章では、一般的に考えられているJT株価下落の要因となるようなことについて解説していきます。
たばこの喫煙率の減少により収益減になるのではないか?
現在日本では、急激なたばこ離れが進んでおり、JTもその影響を受けていないと言えば嘘になります。
なので、投資家の中では
・たばこの需要は今後減っていくのではないのか?
・これから伸びる可能性はないのではないか?
と思っている方々も多くいるので、今回の減配を受けて撤退を表明をしている投資家さん達が多くいらっしゃいます。
収益減により、株価が下がる可能性があるのではないか?
日本のたばこ事業が上手くいっていない分、業績が悪化しそれが投資家にとってマイナスの要因となり
・多くの投資家から資金の引き上げが発生し株価が暴落するのではないか?
という懸念もあるようです。
ワタルが思うこと
この章では、僕がJT株を売らずに場合によっては買い増しをすると思っている理由についてお話をさせていただきます。
たばこの利益について1本あたりの値段の引き上げ等の対策がされている
たばこの喫煙率が下がっていることについてJTが対策がするのが目に見えております。
JTは増税などのタイミングでたばこの値上げを発表しており、一本当たりの利益率を上げることで会社の利益を確保しようとしています。
また、たばこ自体は良いか悪いか別として中毒性があり喫煙者は値段が上がっても吸う傾向にあるので、そうそうに利益が無くなるということは考えにくいと思っています。
フリーCFが維持されている
日本でのたばこ需要は下火になってきておりますが、会社の財務を見ると配当に関わるフリーキャッシュフローが安定して黒字になっているのがわかります。
キャッシュフローの見方キャッシュフローは、企業のお金の流れを営業・投資・財務の3つの分野で示したものです。
営業CFは本業で獲得または流出したお金、投資CFは投資活動から獲得または流出したお金です。
財務CFは資金調達活動や配当金支払いや自社株買い等により獲得または流出したお金です。
フリーCFは、営業CFと投資CFを足したもので、金額が多いほど収入が支出を上回っているため一般的には優良企業と言われます。参考:みんかぶ
その要因としては、JTの主な営業利益が海外からのものであり、海外でのたばこ販売実績についてはそんなに悪くない状態です。
海外事業が上手くいっている一方で会社の利益が下がっているという意味では為替ショック等が影響していると思っています。
今年はリストラが多く発生している
JTでは大規模なリストラが発生しています。
日本たばこ産業(JT)は9日、九州工場(福岡県筑紫野市)の閉鎖や人員削減を柱とするたばこ事業の再編策を発表した。
正社員やパートタイマーなどを対象に計3000人規模の希望退職や退職勧奨も実施。
参考:日経新聞
この規模のリストラをするとなると、人員整理として退職金の上乗せ等が発生しているので、退職金の確保、
また「リストラを多くしているのに株主には増配するのはおかしいという思想」に対しての対応として、株主にも痛みを伴ってもうという意味で減配している可能性があります。
要はプロレスだと思っています(笑)
なので、実際減配するほどの痛手ではないが、リストラするなら投資家にも痛みを伴ってもらわないと社員に対しても顔向けできないという意味で減配していると思っています
まとめ:正直なんとも思っていない、JTが潰れて痛くない程度の割合で株の保有を維持する
基本的に投資については自己責任ですし、その会社どうなるかどうかなんてだれにもわからないのですが。
現段階で僕のJTに対して「業績は安定しているが、リストラが発生したのでパフォーマンスとして減配している」というように思えてなりません。
なので、次回以降業績が回復して減配はしないという方針になるかなと見込んでおります。
もちろんどうなるか分からないので、今JT株を持っていることでストレスを感じている方がいるのであれば自分が許容できる範囲まで損切をして保持しておくのが良いと思います。
WATARU
また、投資については色々と勉強している最中なので、気になるイベント等が発生すれば不定期に記事を書いていきたいと思っています。
意見やアドバイス等ある方はTwitterのDMまでよろしくお願いいたします。
今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!