WATARU
お悩みさん
・自宅待機期間が長くて不安です
という方に向けて解説する記事となっております。
SESという仕組み上、常駐先が中々決まらないのは自分が売り上げになっていないという非常にまずい状況だと言えます。
また、そんな状況でいると自分も不安になりますし、何より社内にいても肩身が狭い状態であると思います。
ということで、今回は「常駐先案件が決まらない」ということに対してその原因と考えられる対策について解説していきます。
この記事で得られる物
・案件が決まらない原因
・案件が決まら無い時の対処方法
なぜ案件が決まらない?
SESの仕組上、社内待機になっている期間が長いのは非常にまずいです。
なぜなら、SESの仕組上、常駐先に行くことでスキルアップや売り上げのアップになるからです。
※もしSESの仕組がわからないという方は以下の記事を是非読んでから再度この記事を読んでみてください
現在あなたが待機中であるのであれば
・赤字社員
・自分の時間が浪費されている
状態であることを自覚しましょう。
しかし、その状況になっている理由は一概にあなたに能力が無いからではなかったりします。
ということでこの章ではSESエンジニアが待機になってしまう主な原因を以下の項目で解説をしていきます。
・営業の実力がない
・先輩社員の評価が悪い
・あなた自身のスキルが無い
営業の実力がない
候補として一つ上げられるのが「営業マンの実力が無い」ケースです。
このパターンはあなたに何ら非はありません。
なぜなら、「スキルを付けて常に自分を高めていく」、「常駐先でしっかり働き高評価を得る」というのがあなたの仕事であり
”案件を見つける(マッチさせる)”というのは営業の仕事だからです。
そもそも、面談が入らないという場合にはこの営業の実力が著しくないというケースが考えられます。
また、こういった営業はスキルシートに嘘を書くように指示してきたりするので非常に注意が必要です。
先輩社員の評価が悪い
次に、「先輩エンジニアの評価が悪い」ケースです。
先輩の働きぶりは会社の評価にもなります、先輩社員が問題児であるケースなどは
上位会社との優良な関係を築くことができず、後から入ってきたエンジニアの参入状況にも影響を及ぼします。
また良い例でいうと、先輩の評価が高ければ会社の評価も上がり、未経験でも何ら問題なく場合によって面談無しでも現場に入ることが可能になります。
先輩に問題児といわれるエンジニアがいないか確認するのもすごく重要です。
また、現場に入った際にあなた自身がこの問題児にならないこともすごく重要です。
あなた自身のスキルが無い
最後に、「あなた自身のスキルが無い」というケースです。
ですが、これも一概にあなたが悪いかといわれるとそうではありません。
未経験の場合、一般的には一定の会社で研修期間を設けてエンジニアのスキルアップを図ります
そういった制度が無い場合はスキルも上がりませんし、自分が望む案件に将来的に入れる確率もかなり下がります。
会社にそういった教育制度があるかどうかもちゃんと確認しましょう。
案件が決まらない方に提案する対策方法
もし、あなたが現在入社して、または待機になって一か月以上経っているのであれば早急に対策を打つ必要があると思います。
なぜなら、待機というのは
・業務経験が無くなる期間だから
・スキルシート上ブランクになるから
というあなたにとってデメリットしかない期間だからです。
ということで、この章では待機が一か月以上続いている方向けにできる対策を以下の項目で解説します。
・スキルシートを強化する
・面談の練習をする
・転職をする
スキルシートを強化する
まずは、スキルシートを強化しましょう。
スキルシートは、一般的な採用でいうところの履歴書みたいなものです。
この履歴書が充実しており、目を引くものであることが面談に進むにあたりとても重要です。
そして、スキルシートを強化する上で有効になるのが
・資格
・ポートフォリオ
です
資格
資格は、その人の意欲や専門分野における知識量を知ることができます、またエンジニアがその分野に興味があり努力ができることを意味しているので
資格を持っているということは面談時に大きなプッシュポイントとなることでしょう。
未経験の方はまずは「ITパスポート」や「基本情報技術者」でしょう。
ポートフォリオ
次にポートフォリオです。
ポートフォリオも資格同様、その方の専門性や興味があるかなどを把握するための大きな材料と意味しております。
とくにシステム分野におけるポートフォリオは評価が高いのでデータベースを上手く活用したシステムなどは評価が高いです。
もし、これらについて何も対策をしていないのであれば自社に協力要請をしてスキルシートの強化をしましょう。
面談の練習をする
次に面談の練習です。
これは、面接までは行くけど面接で大体落とされてしまうケースの方に有効です。
SESは特にですが、IT業界は変わり者がすごく多いので円滑に込みユニケーションを取れることがスキル以上に評価される業界です。
・相手が求めていることを的確に理解し返答できるか
・場の雰囲気をよくする相槌が打てるか
などもかなり重要です。
面接の対策については以前こちらの記事でも解説しておりますので参考にしてみてください。
転職をする
最後に「転職をする」という選択肢です。
現実問題、これまで紹介してきた対策を実施するにも、会社の協力は必要不可欠です。
対策に協力する姿勢が無い場合には、早めに見切りをつけて転職することをおススメします。
IT業界は現在エンジニア不足であり、やる気のある人材を常に欲しています。
やる気があるあなたと、一緒に歩んでくれない会社であればもっとあなたに合った会社があるはずです。
是非、勇気を出して転職をしてみましょう。
転職については以下の記事で紹介している転職サイトを活用するのが良いでしょう
※私が実際に使った物しか紹介しておりません。
まとめ:案件が決まらな原因と特定して的確な対処をしよう
まとめです。
「案件が決まらないのはあなたが原因であるとは限りません、その原因を特定して的確な対処を実施しましょう」
時間は有限なので、待機になっていること自体があなたにとってとても勿体ないことであることを自覚しましょう。
そして原因を理解した上で、自分自身を強化していくのか、環境を変えるのかの選択をするのが良いと思います。
今回の重要ポイント
・案件が決まらないのは、あなたのせいだけじゃない
・原因を切り分けて適切な対処をしよう
・待機になっている時点、あなたの時間は浪費されている
ということです。
是非この記事を参考に自分の人生がより良くなる方で一人でもいらっしゃったら幸いです。