WATARU
お悩みさん
・SES業界は大丈夫?
という、疑問とお悩みについて解説する記事となっております。
ITはリモートワークができるので、飲食店や、観光業よりかは影響が少ないとは言えますが、これから少なからず影響が出てくると予想されます。
ということで、今回はIT業界、特にSES業界にフォーカスしてコロナショックによる業界への影響を分析して解説していきたいと思います。
この記事で得られるもの
・SESに特化したIT業界へのコロナウィルスに伴う影響
・コロナウィルスに伴いできる対策方法
コロナウィルスがSES業界に与える影響
最近コロナウィルスが原因で多くのIT企業の業務がリモートワークに切り替わっております。
初めてリモートワークを実施する企業などはリモートワークでの実証経験が少なく生産性の向上などがうまくいっていない印象です
また、それに併せてエンド企業のIT事業への投資の縮小による仕事が無い状態が発生すると想定されます。
そういった背景を踏まえ、SES業界にコロナウィルスが与える影響について情報を収集し分析してみた結果以下の項目が発生してくると思います
・常駐先からの派遣切り
・自社からの給与削減、退職勧告
・不景気による求人数の縮小
常駐先からの派遣切り
まず一番最初に発生してくるのが、この「派遣切り」です。
この傾向が顕著に表れてくるのが多くの企業の契約更新月である5月末であるといわれております。
なぜ派遣切りが起きるか、それはSESの仕組が原因と言えます。
業界の元請け企業の大半は、飲食業界や観光業界など幅広い業界から仕事を受注しておりますが、その受注先(エンド企業)の業績が悪くなることにより
ITへの投資活動が極端に削減されます、そうなるとシステムを開発している元請け企業にも依頼やお金が入ってこなくなり
仕事が無くなるという状態になります、仕事が無いのにお手伝いさんを雇っておく必要が無くなるため、必然的に派遣(SES)の契約が終了するという流れです。
SESの仕組については以下の記事でも解説しておりますので、是非読んでみてください。

自社からの給与削減、退職勧告
次に起こるのが、「給与の削減、退職勧告」です。
以前、リーマンショック時にSES業界で働いている方に話を伺ったことがありました。
その方はSES企業でサラリーマンとして働いていましたが、その時は現場の派遣切りにあり給与は約6割に落ち込んだと言います。
その時一緒に働いていた同僚は「退職勧告」をされたそうです。
また、現場が決まらない状況になり、社内研修のみが行われて最終的にはそのSES企業は倒産してしまったそうです。
不景気による求人数の縮小
そして最後に「求人数の縮小」です。
今回のコロナショックがリーマンショックと同程度の影響になった場合、求人数は6割程度まで縮小することが予想されます。
引用:type
とのことで、今回のコロナの影響がリーマンシヨック同様のレベルになった場合、IT業界の求人もそれなりに縮小することが予想されますが、
現在、ITの市場自体は日本経済全体と比べても完全に売り手市場であることは変わりないことから、そこまで心配はいらないようです。
しかし、ながら、それなりに影響が出ることは否めないのでこれから転職を検討している場合には、そのタイミングをしっかり吟味する必要がありそうです。
転職したいと思っている方はこの状況でも転職が可能かを転職エージェントに相談してみるとよいでしょうか。
実際に私が使った転職エージェントはいかにまとめてります。

SES業界で今できる事
ここまでネガティブな話を色々としてきましたが
心配してても、現状が変わることはありませんし、不景気とは8年に一回程度来るものと思っております。
そして、色々分析した結果、自分が今できること、そして今後不景気に対しての対策をどのようにしていけばいいのかをこの章では解説していきます。
・スキルアップをする
・資格を取る
・生活防衛資金の確保をする
スキルアップをする
コロナの影響で仕事が無くなってしまった場合の対処としてい一番有効なのが
空いた時間をつかってスキルアップをすることです。
ITの素晴らしい所は、PCとインターネット接続環境があればスキルアップが可能という点です。
不景気は必ず終わり、その後に必ず好景気は来ます、その時にいい波に乗れるようにいい準備を今から取り組みましょう。
単価が高い言語の勉強、また汎用的で需要の高いサービスや言語の勉強をするなど家にいながらでもできる対策はいくらでもあります。
是非、現在の余裕のある時間を使い自分の市場価値を上げる努力をしてみてください。
市場価値を上げる理由につていは以下の記事が参考になります。

資格を取る
次に「資格を取る」ということです。
資格は「私は○○ができます」とう証明書になります。
この効力は業務経歴には少し劣るものの、かなり効果があります。
このコロナで家にいる時間をつかって自分がなりたいエンジニア像に近づくための資格を勉強してみてはいかがでしょうか。
生活防衛資金の確保をする
最後に、「生活防衛資金を確保する」ということです。
これはまだ仕事と収入がある方に向けておススメです。
生活防衛資金とは「仕事がなくなった時」や「収入がなくなった時」のために、数か月無収入でも生活できるだけの「貯蓄の事」を言います。
この生活防衛資金が確保できているのと、できていないのとでは生活の質や安定感が全然違いますので
収入がある今のうちに、この生活防衛資金を確保してみてはいかがでしょうか?
生活防衛資金については以下の記事で詳細に解説しておりますので、是非参考にしてみてください。

まとめ:コロナウィルスがSES業界に与える影響
まとめです。
コロナウィルスがIT業界に与える影響がリーマンショックと同様なのであれば、SESで働いている方々は色々と備えなくはいけないことがわかりました。
悲観的になっていると逆にこの悪い波にのまれてしまうこともわかりましたので、是非このコロナ市場と上手く付き合っていきたいものですね。
では今回の重要ポイントをまとめます。
・コロナウィルスはSES業界にそれなりに影響を与える
・今できることをしっかりしていこう
ということでした、この記事が誰かの参考なれば幸いです。
このブログでは他の記事でも有益な情報を発信しておりますので是非他の記事も読んでみてくださいね♪