WATARU
今回はこんなお悩みを持っている方向けに記事を書いています
お悩みさん
・スキル不足が原因で案件が獲得できないか不安
・リアルな情報が知りたいけれど、見つからない
これから、フリーランスエンジニアになろうと思っている方にとっては、フリーランスエンジニアになった際に「案件の獲得」ができるかどうかが気になるのではないでしょうか。
この記事では、現役のフリーランスエンジニアである僕が、フリーランスエンジニアの『案件の獲得方法』について詳しく解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
この記事を信頼してもいい理由
記事を書いている人が・・・
・現役のフリーランスエンジニア
・フリーランス歴9年目
結論:エージェントの活用と人脈が重要
案件を獲得するには、エージェントの活用と人脈の開拓が欠かせません。未経験者や契約交渉が苦手な場合は、エージェントを利用することが非常に効果的です。
案件獲得は技術力だけでなく、営業スキルが必要になることが多いです。
しかし、適切な対処方法を知っていれば、案件獲得の難易度を下げることが可能です。
フリーランスエンジニアの多くが案件獲得に困っている
案件獲得に困っている人の割合
2024年にRelanceがフリーランスエンジニア1000名に対して実施した調査にて、フリーランスのデメリットとして「案件獲得のための営業リソースが想定よりも多い」とという回答が全体で5番目に多い結果となりました。
この調査から、多くのフリーランスエンジニアが案件獲得に関して何らかの不満や不安を抱えていることがわかります。
案件獲得は技術力だけでなく、営業スキルも必要です。
しかし、適切な対処方法を知ることで、案件獲得に向けて難易度を下げることが可能です。
案件獲得における具体的な課題
では、案件獲得において具体的にどのような課題があるのでしょうか?
クライアントの見極め
案件獲得に向けて優良なクライアントを見極めることが課題の一つです。
具体的なトラブルとしては以下のようなケースがあります。
- 報酬の未払い
- 契約期間の短縮、延長
- 突然の音信不通
特に個人間での取引において発生しやすい問題です。事前に契約書をしっかりと交わしておくことが重要です。
実務経験不足
フリーランスエンジニアとして案件を獲得する際に、実務経験不足で案件が獲得できないというケースがあります。
SNSや企業の広告では「未経験でもフリーランスエンジニアになれる」と謳うものも多く、これが過信につながることもあります。
第三者に自分のスキルを客観的に評価してもらうことが大切です。
条件交渉
案件を獲得しても、契約に関するトラブルが発生することがあります。
具体的なトラブル内容としては以下が挙げられます
- 報酬の折り合いがつかない
- 仕事内容に関する合意が得られない
- 納期が短すぎる
交渉力が不足している、または自分の実力を過大評価または過少評価している場合に起こりやすい問題です。
相手のニーズや自分のスキルに見合った市場価値を理解した上で、条件交渉を行うことが基本です。
案件獲得に向けたおすすめ戦略3選
では、フリーランスエンジニアが案件を獲得するためにどういった対策があるのでしょうか?
実際に私が実践している方法を解説していきます。
エージェント活用
案件獲得が難しいと感じる場合、フリーランスエンジニア向けのエージェントを活用することは必須とも言えます。
エージェントを利用することで、以下のメリットを享受できます。
- 多くの優良案件にアクセスできる
- 自分の市場価値を客観的に評価してもらえる
- 税理士利用無料などのサポート体制が整っている場合がある
エージェントを使うことで、手数料や中抜きは発生しますが、その分自分はエンジニアとしての仕事に集中できる環境が整います。
エージェントを上手に活用して、案件獲得を目指しましょう。
スキルシートのアップデート
案件獲得のためには、スキルシートを定期的にアップデートすることが大切です。
IT業界のトレンドは日々変化していきます。
自己学習に加え、業務で最新のスキルを使いながら実績を積むことが重要です。
スキルシートを丁寧に作成することで、依頼する側がスキルセットを理解しやすくなり、適切な条件交渉が可能になります。
コミュニティ参加
フリーランスエンジニア向けのエージェントを活用せずに案件を探したい場合、エンジニア向けのコミュニティに参加することも有効な手段です。
コミュニティに参加するエンジニアは行動力がある人が多く、案件獲得に繋がる人脈を持っていることがあります。
また、エンジニア同士の繋がりを作ることで、思わぬ仕事が舞い込む可能性も広がります。もし自分の繋がりが少ないと感じているなら、ぜひ何らかのコミュニティに参加してみましょう。
案件獲得に向けた様々な声
Buu@元営業マンからエンジニアの見解
フリーランスエンジニアになると背伸びをして目先の高額案件に手を出しがちだが、私の経験上、今までの給与+αくらいの金額の案件で「ストレスが少なく」「自己肯定感が高まり」「中長期的に働ける」案件の方が手元に残るお金は多かったりすると思います。
— Buu@元営業マンからエンジニア (@buu_SESengineer) July 11, 2024
要点自分の市場価値をしっかりを認識した上で案件獲得をした方が最終的には得をします。
ニッシー@高単価エンジニア育成さんの見解
一般的にフリーランスエンジニアは不安定と言われがちですがエージェントを使えば安定します。
エンジニアは自分で営業しなくていいので業務に専念できるし、 案件が切れてもすぐにエージェントが違う案件を紹介します。というか案件が切れる前に案件を探すので切り替えでの時間が空かないようにします— ニッシー@高単価エンジニア育成 (@nishinoengineer) September 29, 2024
要点フリーランスエンジニアでもエージェントを上手く活用できれば案件は安定的に獲得できる。
きむひろ@フルリモートクラウドエンジニアさんの見解
ネットワークエンジニアとして6年働いて取った資格はゼロ
身についたスキルは仕事で受動的に対応した案件に関するものだけ…そして転職前にやっと資格を取り出す始末
技術に貪欲にアグレッシブに学びにいけばよかったなと後悔してます
早くつよつよエンジニアになれたのに
ま、今からがんばろ!
— きむひろ@フルリモートクラウドエンジニア (@kimuhiro22) September 26, 2024
要点常にスキルを高めていき、自分自身を客観的に評価することが重要。
まとめ
フリーランスエンジニアとして案件を獲得するには、以下の手段が有効です。
- 未経験や契約交渉が苦手な場合は、エージェントを活用して案件を獲得する。
- 人脈の開拓や契約交渉が得意な場合は、コミュニティに参加して案件を探す。
フリーランスを始めたばかりの頃は、税務や経理の対応に日々ストレスを感じることも多いと思います。
外注できる業務はできる限り外注し、自分の仕事に集中できる環境を整えましょう。
この記事が、フリーランスエンジニアを目指す方の参考になれば幸いです。