WATARU
今回は、IT企業が未経験30代エンジニアを採用する基準について、解説していきたいと思います。
実は、エージェントをやっている分、私自身企業の採用担当者と会話をする機会も多く、そんな業界の内情をいろいろ聞いてきました。
そんな中から、今回は問題点に対した戦略を書いていこうと思います。
なぜ30代は就職が難しいかについては、以前ブログを更新しておりますのでぜひ参考にしてみてください。

目次
30代でのIT転職を自己分析をしてみよう
自分の市場価値を知ろう
一番最初のファーストステップ
それは、「自分の市場価値を知る」事です。
30代と言えば生活も安定してきて自分の生活基準も高くなりつつある時、より大きな報酬ややりがいを求めて転職や独立をする方が多い様に思えますが
自分が今までいた会社内ではなく、ITの市場で見たときにどれくらいの価値のある人間なのか、今までの実績を見える形で整理する必要があります。
企業から求められる人物像を分析しよう
そもそも、なぜ20代のほうが未経験就職に有利なのでしょうか?
結論だけを言えば、「伸びしろがある」からです。
では、20代に求められる物が「伸びしろ」であるのであれば、30代に求められるものとは一体なんなのでしょうか?
それは企業によって様々ですので、「これです!」といった明言はできないのですが、例としてあげるのであれば
「マネジメント能力」「積極性」「コミットメント能力」いったところです。
ざっくりいうと、「人を管理する能力があり」「何事にも自主的に勉強してくれて」「結果として実績を作る」そんな人間です。
現に、そういった能力を持つ方はどこの業界でも重宝されます。

geralt / Pixabay
30代でのIT転職の戦略を立てよう
上記で30代の市場分析が完了したところで、今度は採用される為の戦略を立てていきましょう。
採用した際のメリット明確にする
この部分は前の章で書いた、自分の実績を整理する部分に紐づきます。
なぜ、その企業は貴方を採用するのか?採用するとどんなメリットがあるのか?
そんなことを念頭に、企業があなたを採用した際のメリットを明確にしておくことをとても重要です。
また、それは数字として明確にできれば尚よいです。
・〇〇という企画で、〇〇〇〇万円の売り上げを上げた。
・〇〇人のチームリーターとして〇〇という実績を上げた
・新規の企画にて、社内コストを〇〇万円削減に成功した。
例として上記の様な、相手が「これを弊社でやれば・・・」と想像させることがとても重要になります。
転職したい目的を明確にする
上記で言うと、自主性がこの部分にあたりますが、企業は「なぜうちで働きたいのか?」「なぜうちじゃなきゃダメなのか?」をかなり気にします。
単純に愛社精神というものです、ただ「そんなの知らないよ、別にこの会社じゃなくてもいいんだもん」なんて思っている人が大半ではないでしょうか。
そんな時に代わりに考えておくと良いのが明確なキャリアプランです。
・自分が転職して頑張りたい事。
・転職してからのキャリアをどう考えているのか。
・そのために必要なスキルはなにか?
などをしっかりと明確にし、プレゼンテーションできることも重要です。
実績を作ろう
上記のような明確な実績がない場合は、実績を作ってしまうのでも一つの手です。
それは業界的には「資格」や「ポートフォリオ」と呼ばれるものになります
この2つは、転職するにあたり「やる気」と「実績」を見せる為の絶好の媒体になります、今やオンラインプログラミングスクールやもくもく会などをはじめとした
ポートフォリオの作成や資格取得の為に優しい企画がどんどん発足しており、どんな方でもやる気さえあれば「実績」を作れるようになっております。
その実績をもとに、企業へアピールなどはとても有効に働きます。

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まとめ:30代は「やる気」×「実績」で判断される!
今回は、30代からの転職について記事を書いてきましたが、やはり30代からは「今までの人生何をしてきたか?」がかなり重要項目として企業の目には映るようです。
そのため、「実績」があるのは前提として、「これからのやる気(キャリアプラン)」などもかなり重要になってくるという事です。
ご自身の転職活動にこのブログが約にたてば幸いです。
ではでは
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