WATARU
今回はエンジニアのコミュニケーション能力という部分にフォーカスしていきたいと思います。
というのも、私自身IT業界で多くのエンジニアさん達とお仕事をさせていただくのですが、エンジニア色が強い方ほどコミュニケーション能力に難があります。
この方は、伝える力さえあればスーパーエンジニアといわれているだろう。と思いながらも末端で働かされているエンジニアさんがこの業界多くいて、また逆を言ってしまえばコミュニケーション能力が高い人ほど技術がなくてもよいポジションで仕事をしていることが多いです。
前置きが長くなりましたがそういった経緯で今回は「エンジニアが持っておくべきコミュニケーションの基礎」についてお話させて頂きます。
なんでエンジニアにコミュニケーションが必要なの?
ITの仕事はパソコンをカタカタしていれば、誰とも話さなくていい…なんて思っている方は大きな間違いです。
エンジニアの仕事は大規模になればなるほど、多くのエンジニアと仕事をしなくてはなりません。
また、小規模チームだったとしても別チームとの打ち合わせやお客様への引継ぎなどで会話をするケースが多くあります。
なので、
・要件定義
・状況の報告
・引継ぎ
にはしっかりとしたコミュニケーション能力が必要になります。
今のエンジニアのコミュニケーション能力とは?
私の経験上、エンジニアのコミュニケーション能力が極めて低いと思っております。
例えば
・主語がない。
・話がいきなり変わる。
・人の話を最後まで聞かない
といった事が多々あります、これは若いからとか大人だからとかはあまり関係なくこういった人が多くいます。
その理由としては
・頭の回転が速すぎで脳内で処理したプロセスを話さない
・自分の考えている事をすぐにアウトプットしたい
などといった事が多くあるように思えます。
なので、お互いがお互いを相性が悪いと勝手に決めつけてしまうケースなども何度も見かけ、その思想としては「話を理解してくれない」「最後まできいてくれない」といった所で相手は私を嫌っているという風に思ってしまう様です。
ですが、相手に話を聞いてみると、「そもそも、そんなことをした記憶はない」などというのもよくある話です。
コミュ力が高いとどうなるの?
IT業界でコミュ力があるとどうなるかというと、俗にいう「チームリーダー」というポジションについている方が多いように思えます。
特に私の経験上では「クラスのお調子者」みたいな方がチームをまとめ引っ張っていくリーダーになっているケースが多いです。
ですので、IT業界でコミュ力が高い人は
・リーダーになれる
・マネジメント側へ回る
といった上位ポジションに着ける確率がぐんっと上がるでしょう。
それなりに大変なポジションですが、その地位に見合った功績と収入を得れます。
IT業界で通用するコミュニケーション術
■話をしっかり聞こう
まずは話をしっかり聞くこと、これに関しては誠意を見せるって思ってもらえば十分です。
正直エンジニアの話は専門用語を自分基準で使ってくる方が多いです、その場合は「はい」って聞いておいて問題ありません。
そして、その人がある程度話終わったあとで、「あそこで言った●●ってどういう意味なんですか?」と聞いてしまいましょう。
話終わったあとであれば基本的には気持ちよく答えてくれると思います。
■結論から伝えよう
どんな話もまずは結論から「●●が失敗しました」「●●が成功しました」
と言ってから話に入るのと。
「~~が~~で~~したから失敗しました」
「~~が~~で~~したから成功しました」
と結論を最後に持ってくるのだと相手の聞く温度感が変わってきます。
最初に結論を伝えることで、話の導入がスムーズにいき、明確な答えを提示してもらえるケースが多いです。
それにエンジニアは聞くことが大の苦手です。
最後に結論を持っていくとプロセス部分を再度話さなくてはならなかったり、結局テキトーにあつかわれてしまうケースも多々あります。
■プロセスは5W1Hを意識しましょう。
5W1Hまでとはいかなくても
・いつ
・どこで
・何をしたか
をしっかり伝えられるようにしましょう。
「●●の作業中に●●のシステムで●●の異常ががでていて現在対処中です」とかですね。
もちろんこのプロセスの前には「現在異常終了がでており、対応中です」と結論を伝えておく必要はあります。
まとめ
ここまでて、エンジニアにとってのコミュニケーションの大切さを感じていただけたと思います
もちろんこれはIT業界だけでなく全ての社会人が常識的に使えなくてはならない物だと私は思っております。
では今回のまとめです。
・しっかり話を聞くこともコミュニケーション
・結論から伝えよう
・IT業界でコミュニケーション能力が高いと出世できる。
って感じでキレイにまとまりました。
またコミュニケーションについては記事で書きたいなと思っておりますので、ぜひ楽しみにしていてください。
ではでは
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